外国債券の損益についてわかりやすくご説明しています
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外国債券の損益

 
 

<満期前の外国債券の売り値は金利によって変動します>

 みなさんは、いくら国債と言う安全性の高い商品とは言っても、満期まで持たなければ売り値が買い値(元本)を大きく下回ってしまうことがあるって知ってましたか? どうやらこのことを知らなかったがために思わぬところで損をしてしまう方が多いようです。これ以上の被害者を出さないためにも、今回はこの部分について詳しく説明します。 

 

 実は「国債は、元本がほぼ保障されている商品」と言っても、それはあくまで満期まで持ったときに限るんです。途中で売る場合は買ったときの金額ではなく、そのときの市場での評価額で売ることになるんです(満期まで持てばはじめに買ったときの金額で出し手に買い取ってもらえます)。

 


 


 

 国債の市場での評価額はそのときの金利(国債を出した国の)によって変わります。基本的に、そのときの金利が買ったときの金利より高ければ、評価額は買ったときの金額より低くなります。逆に、そのときの金利が買ったときの金利より低ければ、評価額は買ったときの金額より高くなります。

 

 どうしてそうなるかと言いますと、金利が高くなれば、それだけそのとき売られている国債の金利収入が大きくなっていますので、そこに今さら金利の低い債券を普通に売りに出したとしても誰も買ってくれませんよね…(汗”)。金利が上がってしまった場合に、金利の低い国債を買ってもらうには、その分値段を下げて売りに出さなければならないのです。結果的にその値下げ分が損になるというわけです。

 

 逆に、買ったときより金利が低くなればそれだけそのとき売られている国債の金利収入は小さくなっています。もしそこに金利の高い債券を普通に売りに出したとしたらみんな喜んで買いますよね。 もちろんそれで損をすることはないのですが、その分値段を上げて売りに出せば得することができるというわけです。

 

金利が上がってから途中で売る → する (キャピタルロス)
金利が下がってから途中で売る → する (キャピタルゲイン)

※ただし、これはあくまで外国債券自体の価値であって、外国債券を売るときには他にも売却手数料為替手数料為替差損益が発生しますので、これらのことも考えた上で売るかどうかを判断してください。

 

■まとめ (外国債券で発生する損益)

 <満期まで持った場合>
 
為替差損益 + 一定の金利収入
 
 <満期前に売った場合>
 
為替差損益 + それまでの金利収入+ キャピタルゲイン・ロス

 
 

 ☆外国債券への投資は満期まで持つことが基本となります!

 

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