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ユーロ(EUR)



ユーロは、将来世界No.1になるかもしれない通貨

 

>近年の「ユーロ/円」レート推移(GoogleFinanceより)
ユーロのチャート

(↑2009年頃から、円高ユーロ安の傾向になっています)

 

 ユーロ(EUR)という通貨は、1999年1月1日に欧州12ヶ国(EU、欧州連合)の通貨を統合したことで誕生しました。主なユーロ使用国は、ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・オランダ・ベルギー(GDP規模順)などです(ヨーロッパでドイツに次ぐGDP規模をもっているイギリスはEUに加盟せず、独自通貨のポンドを維持しています)。

 

 ユーロと他の通貨の決定的な違いは、「複数国がひとつの通貨の価値を支えている」ことです。ユーロ使用国を単体で見た場合、その力は米国にはるか及びません。しかし、複数国が協力することで、その力は米国に匹敵するものとなります。単純に経済規模だけを考えるなら、すでに米国をしのいでいます。

 

 だからといって、「世界の基軸通貨が『アメリカドル』に変わって『ユーロ』になるのか?」と言うと、ことはそう単純ではありません。基軸通貨は何が起きたとしても価値が安定していて、いつでも取引できるものでなければなりません。つまり、基軸通貨国は経済力だけでなく金融市場の基盤もしっかりしていることが求められるのです。

 

 ユーロはその規模こそ大きいですが、1999年に誕生してまだ間もなく、さらに「複数国家でひとつの通貨を支える」という世界史上初の挑戦をしている最中であり、まだまだその基盤は安定しているとは言えません。今現在は全体が好況でさほど注目されていませんが、そうでなくなったときに金融政策や通貨政策がきちんと機能するかは、実際にそのときになってみないとわかりません。


 この先何度かユーロの価値が揺らぐことがあるかもしれません。しかし、最終的にユーロが米ドルをしのぎ、世界No.1の通貨になる可能性は大いにあると思います。


 追記:2010年、ギリシャ財政が不安定さが表面化し、ユーロの価値を揺るがしています。現在はギリシャやイタリアの財政を、他のユーロ加盟国が支援している状態です。


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